ロストラグナロク編ストーリー

ロストラグナロク編について、HP等で公開された情報及びイベント「喪失の際会」のストーリーをまとめてあります。


新たな世界
天上世界にてティルフィング達が天使と戦った後の話。
キラープリンセス達は地上世界に舞い戻り悪魔を打倒した。人々は彼女達を崇め、天上世界では蔑称として「キル姫」と呼ばれていた彼女達のことを「悪魔を斬った者」との意味合いから「斬ル姫」と呼ぶようになった。
人々と斬ル姫達は平穏に暮らしていたが、ある時地上世界と天上世界を繋いでいた世界樹ユグドラシルが消滅し、再び天使や悪魔、そして幻獣が現れ始めた。
人々は自らに天使・悪魔・幻獣の力を宿す技術を会得し、その力を持って敵に対抗した。
その技術に反対し力を得ない人間達は「本物の人間ではない」として「本物の」人間達から「イミテーション」と蔑まれ奴隷のように使われることとなった。
そして、斬ル姫達も、「霊装支配(ギアハック)」と呼ばれる技術によって天使・悪魔・幻獣の力を植え付けられていた。彼女達の人格はその力に支配され、人々から崇拝されていた彼女達は今や人間に従順な兵器と成り果てていた。

3つの国家とティルヘルム・ラグナロク王国
この世界では3つの国家が対立している。
天使の力を使い積極的に他国を侵攻するハルモニア教皇国。悪魔の力を使うものの穏健派のケイオスリオン帝国。幻獣の力を使い中庸的な立ち位置のトレイセーマ共和国。
そして、トレイセーマから独立した国家ティルヘルムは三国と不戦協定を結んでいる。
トレイセーマの中にラグナロク王国が存在する。ラグナロク王国はティルフィングが建国した国家であり、特殊な力を持たずに人間が人間のままで生活している。だが、ユグドラシルを消滅させたのがティルフィングと伝えられているため他国からの非難の的になっている。
ティルヘルムの王・オベロンは自国に取り込む形でラグナロク王国を庇護している。だが三国との折衝上ラグナロク王国は国の周りに張り巡らされた防壁で隔絶されている。そうすることでようやく国家として存続しているのである

マスターとナディアの出会い
ラグナロク王国の王女・ナディアに保護されたマスターは記憶を失っていた。彼女に連れられ、マスターはオベロンの下に通された。
オベロンはマスターにバイブスの力を見出し、この世界のことについて語った。
だが、時を同じくして、不戦協定を破り三国がティルヘルムに侵攻をかけていた。
現れた斬ル姫を見たマスターの中に、かつて彼女達と共に過ごした記憶がよぎった。その様子を見たオベロンは、ナディアをマスターに託し彼らを城の外へ転移した。
彼らを追ってきた斬ル姫に再度襲撃され窮地に陥ったが、そこに新たな斬ル姫・アルマスが駆けつけた。

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