耳聡い方はネットで「イチタリナイ」という言葉を見たことがあるかもしれません。これもこの進化引き継ぎ値に関する話です。
 上の例ではHPの上昇値+統合値を63と仮定しましたが、67の場合はどうなるでしょうか。
 右の場合は27+67=94、左の場合は33+67=100と、どちらも進化引き継ぎ値の数値は同じになります。
 ですが、少し上の方に統合によって進化引き継ぎ値を増やしたことでLv.1でのHPが34になったグングニルがいます。これを用いれば34+67=101となり、進化引き継ぎ値を増やすことが可能となります。
 つまり、☆4→☆5での進化引き継ぎ値が”1足りない”せいで☆6の進化引き継ぎ値も1下がってしまうことがある、ということです。これがイチタリナイです。

 イチタリナイになりかけた具体例がこのエロースの技です。技に★がついているのはこれ以上上がらないことを示します。
 すなわち☆4での進化引き継ぎ値が1足りなければ110止まりになっていました。

イチタリナイを防ぐ方法
 ユニットにイチタリナイが発生するかどうかは☆4→5の進化画面から確認できます。

 先ほど使ったこの画面で、左の☆5ユニットの顔アイコン部分を長押しすると進化後の詳細画面が出ます。更にそこからステータス詳細が確認できます。
 ☆4と☆5それぞれのステータス詳細を見比べてみましょう。黄色い線より左が☆5、右が☆4です。

 力と技に焦点を当てます。どちらも☆4の上限が70台なので、進化引き継ぎ値はともに最大8です。このまま進化させた場合の進化引き継ぎ値はどちらも5なので両方ともあと3上げられます。
 進化引き継ぎ値を最大まで取った場合、☆5でのステータス上限は、力が91、技が100になることが分かります。つまり、力は進化引き継ぎ値を最大まで取れば☆5→6での引き継ぎ値を1増やすことができますが、技は変わらないということになります。
 したがって、☆4の時に力を71まで上げるのが理想ということが確認できるのです。同様に技はこれ以上上げる必要がないと言えます。

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