ユニットには王型、命型、攻型、魔型、守型、匠型の6つの型があります。
それぞれ統合値と成長値の上限、さらに伸びやすいステータスが異なり、それぞれのユニットに適した型と適さない型があります。
具体的に言うと、95%のユニットは匠型が最適です。いくつか理由はありますが、最大の利点は速が高く成長することです。
というのも、匠型は速の統合値が高く成長率も良く設定されています。このゲームは速が相手より5以上高いと追撃（1回の戦闘で2度の攻撃）ができます。匠型は統合値だけでも他の型より5以上高い（参照）上に成長率も良いので、同種他型のユニット相手であればほぼ間違いなく追撃が取れます。
勿論他種ユニットとの戦闘でも追撃を取りやすくなっています。
このように、型が違うと速の数値に大きな差が出ます。
例外的に他の型が良いと言われているユニット
忍者ユニット…攻型
射程2の剣である「スローイングダガー」等を装備できる、忍神というジョブの剣ユニットです。
具体的には水着ティルフィング（海上編Ver.ではありません）、フラガラッハ、コラボユニットのヨミとサクラが該当します。
忍者は速の成長率が非常に高く設定されており、匠型以外でも良く伸びます。しかも匠型の場合成長値89を獲得した上で12の強化枠を全て速に振っても届かないという無駄に高い上限設定をされていることもあります。
また、匠型では力が不足しがちになるため攻型が良いとされています。
なお、ダモクレス（ハロウィン）はかｒ火力が十分あり、全ユニット中最高クラスの速を叩き出すため匠型で速を追求した方が良いです。
めぐみん、芭蕉扇（海上編）…魔型
射程4で攻撃する際に確定でデュエルスキルが発動します。発動後は行動不能になるなどデメリットが大きいため基本的に一度撃ったら仕事終了なユニットなので、一撃の威力を高めるために魔型にした方が良いとされています。
また、匠型が最適といっても以下の点は留意してください。
・レベルが低いうちは匠型はまともに回避ができず火力も耐久力もないため貧弱です。始めたばかりでは恐らくその強さを実感できませんが匠型を入手したら大切にしておいてください。
・対人戦（マルチバトルやギルドバトル）では匠型と他型で大きな差が出ますが、通常のクエストを進める分にはどの型でも大きな差はありません。特に高難易度のステージでは、相手が攻撃を必中させるスキルを持っている場合は守型、相手の防御や魔防が高い場合は攻型や魔型の方が良い場合もあります。
以下のように覚えておけば概ね大丈夫です。
・匠型…本命
・攻型、魔型…匠型が出なかった場合の妥協点
・守型…クエストで便利
・王型、命型…ハズレ
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余談～守型最強伝説～
以下、私の個人的な見解です。
今では匠型が最強！他の型はゴミ！みたいなことになっていますが、実は昔は守型が最強！他の型は、まぁ…みたいな力関係だったのです。
守型の最大のメリットは受けるダメージを減らせる点です。ダメージを1にできればノーダメージも同然だからステージのクリアは容易です。対して匠型では回避が足りず手痛い攻撃を受けることが珍しくありませんでした。
ですが、マルチの実装後、マルチでは相手の攻撃力が高いため守型でも突破されるケースが増え、守型は相対的に評価を落としました。また、シタの登場により回避パーティが確立されることで匠型が台頭してきました。
更にデュエルスキルが強力になり、かつ習得するユニットも増えたことでますます守型の肩身は狭くなり、リーダースキルによる攻撃補正が大きくなっていくことでそれは加速していきました。
そもそも、ユニットが強力になっていくにつれ、普通のクエストであっても匠型で完全回避を実現できるようになっていました。元々守型の縄張りであったクエストは簡単になっていき、逆に守型の立つ瀬が無い対人戦では相手のユニットがどんどん強力になっていったということです。そのため、いつの間にか対人戦を想定した育成をする、つまり対人戦に強い匠型を採用するのが当たり前になっていたのです。
こうして守型は時代に取り残されるようにして衰退していきました。
というわけなので、旧時代の遺物である私は今でも「守型が当たり」という感覚が離れないのです。建前上守型を推奨することはできないのですが、正直「守型…クエストで便利」というのも嘘臭いのですが、それでも是非皆さんにも守型を愛してほしいと思っていたりするのです。
ちなみに、かつて命型は速技の成長率が低く設定されており、擁護のしようもないクソ型だったのですよ。